十六代永楽善五郎 源氏五十四帖茶陶展ー陶と書の饗宴
2025.1.7 (火)~2月9日(日)古川美術館
紫式部が平安時代に執筆したとされる日本屈指のベストセラー「源氏物語」。文化が発達した江戸時代には広く一般に浸透し、文章のみならず、挿絵、あらすじ本などさまざまな手法で表現されてきました。その源氏物語の世界を陶で体現した陶工がいます。16代永楽善五郎。永楽家は室町時代末期から、千家十職の土風炉師を勤め、現在では広く茶陶を手掛けています。その16代目永樂即全(1927年-1998年)は戦中の苦しい中でも焼き物の灯をともし続け、戦後に畢生の大作を発表します。それが『源氏物語五十四帖』の茶陶です。
茶陶としての用を捉えつつ、源氏物語の世界をいかに捉え、いかに表現するか。発表直前まで源氏物語の研究を深めた16代永楽善五郎の源氏物語の世界を、現存する書道家・近藤浩乎の書と共にお届けします。五十四帖すべてが揃うのは2008年以降となり、さらに名古屋では本初公開となります。源氏物語五十四帖の茶陶の圧巻の世界観をお楽しみください。
イベント名 | 十六代永楽善五郎 源氏五十四帖茶陶展ー陶と書の饗宴 |
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日時 | 2025.1.7 (火)~2月9日(日) |
場所 | 古川美術館 |
詳細情報(URL) | https://www.furukawa-museum.or.jp/about(外部サイト) |